
韓国の治安・医療・緊急時ガイド:救急電話や病院の利用法
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要点
韓国で緊急時は救急・消防119(24時間・多言語通訳対応)、警察112にダイヤルします。災害速報は多言語対応の「Emergency Ready App」で受信可能です。タイレノールなどの基本的な常備薬は24時間営業のコンビニでも購入できます。
ひと目でわかる
緊急時は何番に電話すればいい?
韓国では日本と同様に、警察と消防・救急で番号が分かれています。以下の2つの番号を控えておきましょう。
- 119:救急医療、救急車の出動要請、火災。
- 112:警察への通報や事件・事故の相談。
携帯電話や固定電話から119にかけると、通報者の現在地が自動的に特定されます。また、16言語に対応した24時間体制の3者通話通訳サービスが備わっています。韓国語が話せなくても、英語や日本語で救急車を呼びたい旨を伝えれば、通訳を介してスムーズに出動要請が可能です。
緊急性のない一般的な観光相談や通訳サポートは、7:00から24:00まで営業している観光案内電話1330(韓国内からは1330、国外からは+82-2-1330)を利用できます。感染症に関する相談は、疾病管理庁のコールセンター「1339」が窓口です。
災害アラートや警報サイレンはどう確認する?
韓国では、基地局から送信される緊急災害速報メールを受信すると、マナーモードにしていても警報音(サイレン)が鳴り響きます。地震、台風、猛暑などの自然災害のほか、行政からの安全案内が通知されますが、標準のテキストは韓国語のみで配信されます。
通知内容を正確に把握するため、行政安全部が提供する公式アプリ「Emergency Ready App」(iOS/Android対応)をインストールし、位置情報と通知を許可しておきましょう。
- 22言語で災害速報テキストを配信
- 緊急時の行動マニュアルや最寄りの避難所マップを確認可能
- 民防衛訓練(定期的に行われる空襲・防災訓練など)の安全指示を表示
また、リアルタイムの災害情報や行動マニュアルは、行政安全部の英語サイト(eng.safekorea.go.kr)でも確認できます。
薬の購入や病院での処方はどうする?
韓国の薬局は、看板に大きく書かれた「약(薬)」という文字が目印です。処方箋調剤だけでなく、一般用医薬品(市販薬)も幅広く取り扱っています。
薬を購入する際は、以下の点に注意してください。
- 日曜日の休業:街中の一般的な薬局は日曜日に休業することが多いです。週末に薬が必要になった場合は、ターミナル駅や大きな地下鉄駅構内、駅周辺にある年中無休の薬局を探しましょう。
- コンビニで買える薬:GS25、CU、セブン-イレブンなどの24時間営業のコンビニでは、家庭用常備薬(安全常備医薬品)が販売されています。タイレノールなどの解熱鎮痛剤、小児用解熱剤、風邪薬、消化薬などをレジで購入できます。
- 処方箋の必要性:抗生物質や強めの鎮痛剤、一部の目薬などは、現地の病院やクリニックを受診して処方箋を発行してもらう必要があります。
夜間や休日に救急外来(ER)を受診するには?
アサン病院、サムスンソウル病院、ソウル大学病院、セブランス病院、ソウル聖母病院などの大規模総合大学病院には、外国人向けの「国際診療センター(International Healthcare Center)」が設置されています。
これらの国際診療センターは、平日の日中(通常8:00〜17:00頃)や土曜日の午前中に外国語対応の診療を行っています。
夜間や休日に体調が悪化した場合は、24時間年中無休で英語対応スタッフがいる大学病院の**救急診療部(救急室/ER)**を受診します。受診時のポイントは以下の通りです。
- 身元確認のため、必ずパスポートの原本を持参する。
- 受付で問診票を記入する。
- 韓国の国民健康保険に加入していない外国人旅行者の場合、診察前にまとまった保証金(デポジット)の前払いを求められる場合があるため、クレジットカードを準備しておく。
韓国で落とし物や忘れ物をしたらどうする?
地下鉄、バス、タクシー、空港などで持ち物を紛失した場合は、速やかに以下の手順で探しましょう。
- 紛失から7日以内:鉄道事業者、空港、各施設の遺失物センター(ロスト&ファウンド)で最長7日間保管されます。まずは利用した交通機関や施設へ直接問い合わせてください。
- 警察への移送:7日を過ぎても持ち主が現れない遺失物は、管轄の警察署へ移送され、6か月間保管されます。その後も引き取り手がない場合、拾得者に3か月間の所有権取得期間が与えられ、最終的には国庫に帰属します。
- 警察の遺失物システム「LOST 112」:全国の警察に届けられた拾得物は、警察庁の遺失物ポータルサイト(
www.lost112.go.kr)やアプリで検索できます。また、警察の非緊急相談ダイヤル「182」でも問い合わせが可能です。
よくある質問
119番通報で日本語や英語の医療通訳は利用できますか?
はい、利用できます。119にかけると、16言語に対応した24時間体制の通訳サービスに接続されます。通報時に位置情報が自動検知されるため、韓国語が話せなくても英語や日本語で助けを求めれば、通訳を介して救急車の手配が進められます。
夜間や日曜日に薬を買える場所はありますか?
「약」の看板がある街中の薬局は日曜日に閉まることが多いですが、24時間営業のコンビニでタイレノールなどの解熱鎮痛剤、消化薬、風邪薬といった基本的な常備薬を購入できます。また、主要なターミナル駅や地下鉄駅周辺には、週末も営業している薬局があります。
韓国の緊急災害速報メールは外国人でも読めますか?
韓国の携帯電話回線から配信される標準の災害速報は韓国語のみです。行政安全部が提供する「Emergency Ready App」をダウンロードすれば、災害速報や安全案内、シェルター情報などを日本語を含む22言語で受信・確認できます。
大学病院の救急外来(ER)に行く際の持ち物は何ですか?
必ずパスポートの原本を持参してください。韓国の健康保険に加入していない旅行者の場合、診察前に高額な保証金(デポジット)の支払いを求められることが多いため、限度額に余裕のあるクレジットカードも用意しておきましょう。
韓国で落とし物をしたときはどこに問い合わせればいいですか?
紛失から7日以内であれば、利用した地下鉄や空港などの施設窓口に確認してください。7日を過ぎると警察署に移送されます。警察庁の遺失物総合管理システム「LOST 112(lost112.go.kr)」で検索するか、警察相談電話「182」に問い合わせることができます。
出典
- Emergency Situations- VISITKOREA(新しいタブで開きます)
- Medical Emergencies | The Official Travel Guide to Seoul(新しいタブで開きます)
- What's New> Publications | [Card] <Emergency Ready APP> Stay Safe,Stay Prepared(新しいタブで開きます)
- “한국어 몰라도 재난문자 읽을 수 있다”…22개 언어 제공앱 'Emergency Ready'(新しいタブで開きます)
- International Healthcare Center > Our Service > The Catholic University of Korea Seoul ST.MARY`S Hospital(新しいタブで開きます)
- 경찰민원24(新しいタブで開きます)