
韓国の入国手続きガイド:ビザ・K-ETA・入国審査・免税範囲
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要点
日本国籍の渡航者は90日以内の観光ならビザ不要で、K-ETAも一時免除の対象です。入国審査では17歳以上を対象に指紋と顔写真の登録が行われます。紙の入国カードは電子版での事前提出も可能で、免税範囲は1人あたり800米ドルまでとなっています。
ひと目でわかる
韓国入国にビザやK-ETAは必要ですか?
入国要件は国籍や渡航目的によって異なります。ビザ免除協定(B-1)または指定の査証免除(B-2)の対象国であれば、一般的なビザを取得せずに渡航できます。通常、対象国の渡航者は出発前にK-ETA(電子渡航認証)の申請が必要です。
- 申請期限: 出発の24時間前までに、公式ポータル(k-eta.go.kr)または公式アプリから申請します。
- 手数料と所要時間: 手数料は10,000ウォン(約1,100円)です。通常は30分以内に審査が完了しますが、場合によっては最大24時間かかります。
- 有効期間: 承認された通常のK-ETAは3年間、またはパスポートの有効期限まで複数回の入国に有効です。
※日本国籍のパスポートを所持して観光目的で入国する場合、90日以内であればビザ免除となります。また、日本を含む一部の国・地域を対象にK-ETAの取得も一時免除されています。免除措置の対象外である国籍の場合や長期滞在の場合は、大韓民国在外公館またはビザポータル(visa.go.kr)で事前申請が必要です。なお、ビザやK-ETAの所持は入国を保証するものではなく、最終判断は入国審査官が行います。
空港の入国審査では何を行いますか?
仁川国際空港や金浦空港などに到着したら、外国人用の有人審査レーンへ進みます。順番が来る前にパスポートと必要な書類を手元に用意しておきましょう。
外国人旅行者は、免除条件に該当しない限り入国申告書(入国カード)の提出が必要です。以下に該当する場合は、紙の申告書を記入する必要はありません。
- 承認済みのK-ETAを所持している場合
- 外国人登録証を所持する登録外国人
- 団体ビザ(e-Group visa)保持者または航空機乗務員
- 到着の72時間前までに公式電子入国申告サイト(e-arrivalcard.go.kr)から提出を済ませている場合
審査ブースではパスポートを提示します。17歳以上の外国人は、両手の人差し指をスキャナーに乗せて指紋を採取し、正面のカメラで顔写真を撮影します。帽子やサングラスは外してください。仁川国際空港では、外交官、乗務員、歩行困難者、妊婦、7歳未満の幼児、70歳以上の高齢者を対象とした優先レーンも用意されています。
税関申告のルールや免税範囲はどうなっていますか?
入国審査を終えて手荷物を受け取ったら、税関検査場へ向かいます。韓国の免税範囲には明確な基準が定められています。税関申告書は同行家族につき1枚の提出で問題ありません。申告するものがない旅行者は「免税(Green)」通路をそのまま通過できます。申告対象がある場合は、紙の申告書を提出するか、モバイル申告アプリで生成したQRコードをスキャンします(仁川第2ターミナルおよび金浦空港などで対応)。
| 品目 | 免税枠 | 適用条件 |
|---|---|---|
| 一般品目 | 合計800米ドルまで | 海外で購入した物品の合計額 |
| 酒類 | 2本まで | 合計2リットル以下かつ400米ドル以下(19歳以上のみ) |
| たばこ | 紙巻たばこ200本(1カートン) | または葉巻50本/ニコチン1%未満のリキッド30ml(19歳以上のみ) |
| 香水 | 100mlまで | 一般品目の800米ドル枠とは別枠で免税 |
| 農畜水産物 | 最大40kgまで | 合計額100,000ウォン(約11,000円)以内。別途検疫が必要 |
申告が必要な物品を未申告で持ち込もうとした場合、納付すべき税額の40%〜50%の加算税が課され、関税法に基づく処罰の対象となることがあります。
外国人も自動化ゲートを利用できますか?
韓国を出国する際は、17歳以上で90日以内の短期滞在者(B-1、B-2、短期ビザ)であれば、自動出入国審査ゲート(Smart Entry Service)を利用できます。入国時の有人ブースで顔写真と指紋がすでに登録されているため、出国時は事前登録なしでパスポートをかざし、指紋認証と顔認証を行うだけでスムーズにゲートを通過できます。
なお、90日を超えて韓国に滞在する場合は、入国から90日以内に出入国管理事務所で外国人登録を行い、外国人登録証の発行を受ける義務があります。ビザのステータスや滞在資格に関する問い合わせは、外国人総合案内センター(韓国国内からは局番なし1345、海外からは+82-1345)で受け付けています。平日09:00〜18:00の間、日本語を含む20言語で電話相談が可能です。
よくある質問
紙の入国カードの提出が免除されるのはどのような人ですか?
承認されたK-ETAをお持ちの方、外国人登録証を所持する登録外国人、団体ビザ保持者、航空機乗務員は紙のカードの提出が不要です。また、到着72時間前までにオンラインの電子入国申告書(e-Arrival Card)を提出した方も紙への記入は不要となります。
電子入国申告書(e-Arrival Card)はいつから申請できますか?
韓国到着の72時間前(3日前)から公式サイトで提出可能です。サービス利用料は完全無料で、空港での入国手続きにかかる時間を短縮できます。
酒類やたばこの免税範囲はどれくらいですか?
19歳以上の成人は、酒類2本(合計2リットル以下かつ総額400米ドル以下)と、紙巻たばこ200本(1カートン)まで免税で持ち込めます。19歳未満の未成年者には酒類・たばこの免税枠はありません。
子どもも入国審査で指紋や顔写真の登録が必要ですか?
不要です。人差し指の指紋スキャンと顔写真の撮影が義務付けられているのは17歳以上の外国人のみです。17歳未満のお子様は生体認証の登録を行わず、保護者と一緒に有人ブースを通過します。
K-ETAが承認されていれば韓国への入国は確約されますか?
いいえ、確約されません。K-ETAの承認は韓国行きの航空機や船舶への搭乗・乗船を許可するものです。最終的な入国の可否は、空港や港の入国審査ブースにいる審査官が判断します。